東北大学のメディカル・メガバンク機構の先生とのやり取りの中で、当社はもっとT7の情報を発信するべき、さらに関連してcellに掲載されたSTOmics*も販売すれば、シーケンスの需要も更に増えるはず…。早期の発売に期待しています。とコメントをいただきました。
https://bgi-australia.com.au/stomics
STOmics は、Stereo-seq (SpaTial Enhanced REsolution Omics-Sequencing) というBGIの独自技術です。DNA ナノボール (DNB) 技術に基づいて、今までにない広い視野で空間分解の高いトランスクリプトーム解析が実行できます。Stereo-seq は、STOmics-GeneExpression-S1 チップの標準的な 1×1 cm RNA キャプチャ ユニットで全トランスクリプトーム情報を in situ キャプチャーし、平方センチメートル単位で補足したcDNA としてシーケンシングすることで、組織切片の空間トランスクリプトーム プロファイルを情報解析によって 再構成します。これによって、一組織サンプル内の組織、細胞、細胞内、および分子レベルでトランスクリプトームの空間変化の解析を行うことができます。
上記の技術で遺伝子の発現の状態が2次元的に見ることができるようになると思われます。本当に見たい3次元としての組織の中の遺伝子の発現、さらには時間も入れた動的な変化もそのうち見ることができるようになるのではないかと夢は膨らみます。当社はこれらの技術の土台となるシーケンス技術で皆様のお役に立ちたいと考えています。